近年、一科目落としただけで留年が決定する、TOEFLで一定の点数を取得しないと英語の単位が認められない、1年次から病院実習がある・専門科目が始まるなど、2年次以降の負担を減らしたり臨床実習の時間を増やしたりするため、各大学で次々と新しい制度が導入されています。その結果、全国的にどこの大学でも進級は厳しくなる一方です。
特に2年次から3年次にかけて、基礎医学科目から臨床医学科目に移る際の進級が大きな壁となっています。また、医師国家試験合格率を下げないよう学力不足の6年生を卒業させないことも珍しくありません。
医学部に入学した当初から「自分は留年するんだ」と思っている学生はいません。
留年するとその分多く学費を払わなくてはいけませんし、留年中は日本学生支援機構から奨学金を借りることは出来ません。
留年したい学生なんていないのです。
それでも、医学部では、進級することができずに同じ学年をもう一度やり直す学生が急増しています。
不安を感じたらすぐに対策を始めることが大切です。
苦手を認め、それを克服するために早め早めに行動することこそが、医学部で成功する秘訣、ひいては将来医師として活躍する秘訣なのです。
Next 医学部留年フォロー |